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なにもない手から生まれるもの
今の所、機動警察パトレイバーがメイン 『好きこそ物の上手なれ』を目指して邁進中 
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開始宣言して数日経ってしまいましたが、本当に全然描けない自分にがっかりしていたんですよ。
既に心折れそうなんですけど、そう言っていると進歩がないので、恥ずかしいですが、、
アップします。

パトレイバーは今年頭に大人買いしてしまい。(文庫版)
高校生の時に読んだのが最後でしたが、今でも十分楽しめる。
むしろ今の方が楽しめてる??

少年誌で掲載していたのが勿体ないストーリーですよね。
再連載を求む!!って無理ですよねきっと。

さて、自分の絵で描いてみた野明です。
作者様の絵を真似れば良かったとすごーーーく後悔です。

それ以上にヘンテコなポーズをとらせて
デッサン狂いまくりで、細部も適当で

今後頑張って行きたいと思います。はい。

拍手[2回]

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「眠れぬ夜と君の優しさ」「眠れぬ夜と君と言うネコ」の結果編とでも言いましょうか。

何となく、余分なような気がして削除。
一度削除したんですが、少し意識させてみようかと思いまして
下記の駄文アップ。


かすかな熱の始まり


洗面所で遊馬が歯を磨いていると寝起き顔の野明がやって来た。

「遊馬 おはよ〜」

「うーっす」

野明は遊馬にタオルケットを差し出す。

「これ、ありがとう
 でもさぁ、起こしてくれれば良かったのに」

「なに言ってんだ、あそこで寝てたのはお前の勝手だろうが」
「そりゃ、そうだけどさぁーー」

遊馬はタオルケットを受け取りながらニヤリと笑った。

「まぁ、ちゃんと起こさなかったのは俺を凹ませてくれたお礼で
 タオルケットは相棒の体調を気遣ったまでだ」

「凹ませたお礼??って何の話し??なんか私悪い事した??」

野明は困惑とも心配とも付かない表情を浮かべ、遊馬の顔を覗き込む。

「どうしたの?遊馬」

遊馬は自分の手の甲へ
野明の柔らかい手のひらが乗せられている事に気付いた。
そして自分の手のひらが野明の頬を触っている事に、、。

我に返った遊馬は、とっさに野明の手を払った。

「わりぃ。ーーー先いくわ」

遊馬は足早に更衣室へ消えて行った。

「なっ、、なんだよ」

野明は小さくつぶやき、遊馬が触れた部分がヒドく熱を
帯びている事に驚きと焦りが隠せなかった。



本当にすこ〜しだけの進んだぐらいですね〜。
一歩進んで二歩下がるぐらいで、、。
そんな二人だと思っているんですけど、それは私だけかな、、。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

↓拍手いただけると嬉しいです。ポチッとよろしくお願いします。

拍手[7回]

昨日のお話の遊馬バージョンです。
日中見かけたネコの話しを入れたら
あらぬ方向へ話しが進んでしまいました。
私が書くと、どうしても野明より遊馬の方が複雑です。




眠れぬ夜と君と言うネコ/version遊馬



7月初めだと言うのに、宿直室は茹だるような暑さだった。

遊馬は扉が開く音で目が覚めた。

正確には寝苦しくて何度目かの目覚めだった。

廊下をペタペタと遠慮がちに歩く足音が遠ざかって行く

『野明が暑くて起きたのか』

ぼんやりとする頭が、足音だけで誰かを判断した遊馬は

寝ている間もしている腕時計で、時間を確認し瞼を閉じた。

しばらくして再度、腕時計を確認すると

もそりと起き上がり、Tシャツと薄手の短パンを履いて宿直室を出た。

ハンガーの1号機を確認しつつ、屋上へ向かった。

屋上へと続く扉は開け放たれていて

そこからは、室内と違った心地よい空気が流れ込んでくる。

コンクリートの床の上で寝ている相棒の姿が見えた。

「こんな所で寝てると、風邪ひくぞ」

声が聞こえてないのか返事が無い。

遊馬はさらに近づいて、野明の顔を覗き込んだ。

「爆睡してやがる。コンクリで直寝できる奴なんて、そう居ないだろ」

夜の屋外で眠れる自己防衛の無さに

性別と言うよりも人間的にどうなんだよと遊馬は呆れた顔をした。

それでも、気持ち良さそうに眠る野明を見ると

舌打ちしつつ、自分も隣で寝転んでみた。

「おっ! こりゃいい」

全身にコンクリートの冷たさが染み渡ってくる。

2課棟内でここが一番寝易い場所だなと納得した遊馬は

漆黒の夜空を見上げながら

子供の頃、夏の駐車場にいるネコを思い出した。



駐車してある車の下でべったりとアスファルトに体を付けて寝ているネコ。

日陰になった車の下は狭いスペースだが、そいつだけの特等席でいつもそこに居た。

そのネコと目が合う度、炎天下にいる遊馬は馬鹿にされたような目で

見られているような気がしてならなかった。


『こんな良い場所 お前には無いだろう』


ネコは涼しい場所や暖かい場所を見つけるのが上手な生き物だと

子供心に感心し、同時に、自分の居場所もしっかり確保している事に羨ましさを覚えた。

あの頃のようにまだ居場所を見つけられていない遊馬は

あのネコに会ったらまた馬鹿にされるなと自嘲気味になった。



「お前もネコのような奴だな」

仰向けから横寝になって野明の横顔を見つめた。

思ったよりも近い位置に顔がある。

無神経に隣で寝る相棒は、狭いコックピットの中を自分の特等席として

しっかりこの2課で居場所を見つけている。

自分の気持ちの赴くままに生きている相棒は、あの時のネコだ。

少し腹立たしくなった遊馬は八つ当たりをした。

「危機管理能力ゼロ! レイバーオタクのメカ音痴! 
 色気ないぞ! 眉毛太いぞ! お茶が薄いぞ!」

大きな声で言ってみても、眠りネコに通じるはずも無い。

少し笑ったようなカタチの薄い唇が、小さく開き寝息を立てている。





「肌 キレイだなーーー」

野明の頬に自分の指が無意識に触れそうだった。

それに気付き慌てて引っ込める。

迂闊にも、相棒に女を感じてしまって恥ずかしくなった。

急いで、その場から離れようと立ち上がり足早に室内へ向かう。

途中でぴたりと足をとめ、踵を返して野明のもとへ戻ると

「起きない方が悪い」

宿直室から持ってきていたタオルケットを乱暴に掛け

一言つぶやいてその場を立ち去った。




ネコの話しがなければ、もうすこし遊馬の感情もストレートに出せたんでしょうけど
如何せんややこしい考えの持ち主の彼ですから
すっかり話しがややこしく、スッキリしない文章になってしまいました。
(↑いつもスッキリしてないですが)
上手く文章で表現できなくて解説を書きたくなるんだけど、、
そりゃダメですよね〜。「解説しよう」って言いたい〜〜〜!!

最後までお読みくださった方
ありがとうございました。

仮眠室を宿直室に修正しました。(100702)


拍手[6回]

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プロフィール
HN:
KIN​OE
性別:
女性
職業:
自由業
趣味:
何かを描いたり、書いたり。
自己紹介:
十年振りに絵を描く事を始めました。

鈍りまくった腕とペンタブ(使った事が無い)で

どこまで描ける様になるか、、、​

​恥をさらしながらも修行してみようと思っています。
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