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なにもない手から生まれるもの
今の所、機動警察パトレイバーがメイン 『好きこそ物の上手なれ』を目指して邁進中 
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何だか全然楽しくない話しになっちゃった。
梅雨時期だし、と思って書いてみましたが、、ホントカラッと夏になって欲しいって内容です。

ラブラブな話しって書けないんですよね〜。
なんだろう。自分が投影されてんでしょうか(爆)




梅雨が明ければ


ここ数日、梅雨の晴れ間でバイク通勤が続いている。
潮風を含む湿気のある風が、肌と服を密着させじっとりと汗ばむ不快と感じながらも、久しぶりに定時で上がれた事と非番となる明日が晴れそうな事に野明は心を弾ませた。

バイクに乗りキーを差し込むと、それと同時に後ろから声をかけられた。

「駅まで送ってくれないか?」

聞き慣れた相棒の声。

「駅までね ハイどうぞ」

野明が予備のヘルメットを渡す。

「あれ、予備なんてあるの?わざわざ用意してくれたのか」

「二人乗り自体が違反行為ではあるけど、ノーヘルはやっぱマズいと思ってさ」

「そりゃどうも」

遊馬がパトカーの巡回時間もチェック済みで、頼んできていると野明も心得ている。現役警官でありながら原付2ケツ、挙げ句にノーヘル。

実際今まで捕まった事も事故った事も無いが、万が一の事を考えて野明は、予備をヘルメットボックスに入れておいた。遊馬がヘルメットを被るのを確認すると、野明はエンジンをスタートさせた。


「珍しいじゃんコンパなんて?」

走り出して暫くしてから野明の口が開いた。遊馬は勘のいい野明に驚いた。確かに今まで駅に送ってもらった事はあるが、今まで一度も、行く先の事を言ってくる事は無かった。

「えっ。ーーーすごいな。なんで判った?」

「なんでって、何となくね まぁ楽しんで来なよ」

「女の勘か? だから男は隠し事してもダメなんだよなぁ」

遊馬は笑いながら言った。

「そうかも。
 それと私は遊馬に彼女が居たってコンパ位なら、告げ口しないから安心して。
 ま、今時、彼氏が飲み会くらいで怒る彼女もそんないないか」

野明のさばさばした口調に、遊馬はそんなもんか?と答えたが、それ以上会話は続かなかった。





最寄りの駅に到着し、遊馬は予備のヘルメットを野明に渡した。

「ありがとな。 何だか、悪かったな」

「悪い事なんて無いよ 特別用事があったわけじゃないし
 この近くのショッピングセンターに前から行こうと思ってたから」

「そか また明後日な」

「うん じゃね」

一瞬、野明の表情が暗く見えたが、本当に一瞬で、いつも通りの笑顔の野明だった。

多少気になりながらも、遊馬は自分の思い過ごしだと決めつけ駅の改札へ足を向けた。



バイクを降りたせいで、野明の体に梅雨独特のべっとりとした重い空気が覆う。
その空気と自分の心の中が、近いことに気付き野明は渋面を作った。

「早く、夏がこないかな」

夏がくればこの重さも、梅雨とともに消えてしまうだろう。
そう思いながら、野明は駅とは逆方向へバイクを走らせた。




梅雨の独特な空気感と野明のもやもやした気持ちを
書きたかったんですけどね、書けてない。

私が書く遊馬ってヘタレだなぁ。
もともと、ネガティブな人だものね遊馬って、、。

何を言いたいのかわからん内容ですが
読んでくださった方、ありがとうございました。


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女性
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自由業
趣味:
何かを描いたり、書いたり。
自己紹介:
十年振りに絵を描く事を始めました。

鈍りまくった腕とペンタブ(使った事が無い)で

どこまで描ける様になるか、、、​

​恥をさらしながらも修行してみようと思っています。
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