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なにもない手から生まれるもの |
今の所、機動警察パトレイバーがメイン 『好きこそ物の上手なれ』を目指して邁進中 |
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目 次
【野明×遊馬】
001.彼の愛情
初駄文。夫婦設定。ただ単に、結婚後の彼らの日常。
003.光
遊馬目線。恋人設定。
どれだけ野明の事が好きかって事ですね。
004.梅雨が明ければ
遊馬を駅まで送る野明。同僚設定。野明の葛藤です。
006.眠れぬ夜と君の優しさ
寝苦しい夜の出来事。同僚設定。野明バージョン
007.眠れぬ夜と君と言うネコ
寝苦しい夜の出来事。同僚設定。遊馬バージョン
008.かすかな熱の始まり
006.007の結末編 同僚設定。
011.暑いし、夏だから海に行こう
台詞のみで展開しています。(←手抜き)同僚設定。
016.君が見れない(遊馬バージョン)
「ま、そんときゃおれが…」のその後 遊馬心中告白
017.君が見れない(野明バージョン)
「ま、そんときゃおれが…」のその後 野明心中告白
018.酔っぱらいの戯れ言 (1)(2)(3)(4)(5)
(6)(7)完結
「ま、そんときゃおれが…」のその後の2人が
久しぶりに非番で遊びに行きました。
その結果起こった出来事。同僚設定。
【後藤×しのぶ】
[010も012もオマケ的に後藤×しのぶなんですけどね]
015.残っていた淡い感情
夏の日の隊長室一コマ。同僚設定。
【特車2課メンバー】
(個人だったり複数だったり全員だったり)
002.取り憑かれた女
ターミナル事件後のおたけさんの心の内。
これの続きもいつか書きたい。
010.夏と言えば製氷菓子
あのお菓子で第2小隊(+隊長室)が盛り上がります。
012.恋愛進路相談
後藤×野明です。野明の悩みを聞く後藤です。
014.それはやはり夏だから
整備班の方達が何かをやらかしたそうです。
彼らなら確実にやってるはず。
019.BAD DREAM (1:沈む人々)
(2:仲間)
(3:夢魔)
熊耳×太田です。 熊耳さん救済話。
暗くてシリアスな内容。「取り憑かれた女」の続編。
【松井さん・風杜さんがらみ】
005.弱気な男
風杜さんの心中独白?
009.憧れと尊敬と現実と
005と少し繋がってます。
松井さんが風杜さんにつっこみます。
013.鈍い彼女と諦めない彼
野明×風杜デート話しです。
005→009→012→013が一応流れとなります。
【お題】
207ベース様より拝借「君の言葉」 >> http://207.noor.jp/
020.「平気だ」と嘯くくせに
君の目はどうしてそんなに悲しげなんだ
(後藤×しのぶ)→GO
021.天邪鬼な君の
「さみしくない」程信用できない言葉はない →GO
(1)(2)
◇ 全部偽物なんだろう「愛している」と言う
君の台詞には真実味が一欠片もない →GO
◇ 君は「泣いてない」というが
俺のシャツを濡らす液体は涙以外の
何物だと言うつもりだ →GO
◇「寒いから」と手を絡めてきた君に
今日はいつもより暑い日なのだと
言い掛けて黙った →GO
突発的に書いてしまいました。「後藤さん×しのぶさん」
短めな二人のお話。ラブラブなの書いてみたいけど…。南雲さんって難攻不落な感じなんだよね〜。
ざざぁ〜と書いたので変な文章なのは当たり前(時間かかっても読みにくくて変だけど)、意味の無い内容だけども大丈夫!と言うお方だけご覧になって下さい。
残っていた淡い感情
調子の悪いエアコンは既に停止され、窓を全開にしたが侵入してくる空気は、熱波ではないかと思う程だった。暦状は秋なのにその気配は全くと言っていい程感じられない。
しのぶは細く白い人差し指を、ネクタイの根元にかけて左右にゆっくり下方向におろし、シャツのボタンをぷつりと一つ外した。小さい吐息が地味なリップのひかれた唇から漏もれる。
「しのぶさん、めずらしいね。」
後藤は新聞から目を離さずしのぶに声をかけた。
「さすがにちょっとこの暑さだと…。
だらし無いけど、ここだけでだから許して欲しいわ。」
そんな風に言うしのぶの目の前に居る後藤は、しのぶよりはるかにだらしが無い。
ネクタイは机の上に無造作に置かれ、シャツのボタンも3つ外されている。
ついでに素足でサンダル履き、とどめは手に団扇だ。その姿は休日のお父さん状態と言っても過言ではない。
「暑かったらもっと脱いでいいんだよ。僕との仲じゃない。」
「遠慮するわ。そこまでじゃないし。」
セクハラだと言っていいぐらいだが、若い娘でもあるまいに、そんな事でいちいち目くじらを立てる程でもない。そして最近はいつもの事と流せるようにまでなっていた。
「そう?俺はしのぶさんがネクタイ緩めてボタン外すの見てるだけで、余計に暑くなっちゃったんだけど」
「見てたの?イヤらしいわね」
追加のセクハラもさらりとかわす。
後藤は新聞から目を離し、イヤらしい笑みを浮かべながらしのぶを見詰める。
「俺はいつもしのぶさんの事見てますよ。」
しのぶはその笑みが気に食わないし、嫌いだ。
冗談とも本気ともつかないその台詞は、いつもの事だと自分に言い聞かせるが何故か鼓動が少し早くなる。
それを気付かれまいと、しのぶはすっと席を立ち「ちょっとハンガーへ行ってきます。」
と言い残して、緩めたネクタイを締め直し隊長室から出て行ってしまった。
「ありゃ…今日に限ってまぁ。
赤い顔しちゃって可愛いなぁ。しのぶさんも十分女の子じゃない。」
分類されれば、おじさん、おばさんとなってしまうのだろうが、まだ後藤の中にも、しのぶの中にもほんの少しだけ、淡い感情が残っている事に気付かされる。
「まだ、俺達青春できそうじゃないの」
後藤は苦笑いしながら、タバコに火をつけると喫煙所へと足を向けた。
凛とした女性が、少し崩れるとエロいなぁって思うんですが。
ネクタイ緩めた位じゃエロでもなんでもないけど、その先を想像しちゃったりして。
(ずーいぶん先まで想像中)
漫画だと南雲さん意外と緩めてるんですけどねネクタイ。
熊耳さんの方が余程きっちり絞めてる。のでその突っ込みは無しでお願いします。
ああ〜。後藤×しのぶで大人な内容書いてみたい! けど難しいだろうなぁ。